カテゴリー
【IPSG包括歯科医療研究会】

「パフォーマンスロジックセミナー」+KaVo内覧会&食事会

「パフォーマンスロジックセミナー」+KaVo内覧会&食事会が開催されました☆

新しいKaVoの品川のショールームにたくさんの先生方にお集まりいただきました。

 
%E3%83%91%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%91%20011.JPG

稲葉繁先生によるDr.ダリル・ビーチのパフォーマンスロジック(診療姿勢)のセミナーとKaVoの最新ユニットのコラボレーションです。

稲葉先生は直接Dr.ダリル・ビーチから2週間のセミナーを受講し、「ゼロからの軌跡」にもその名が刻まれています。

パフォーマンスロジックが私達歯科医師にとってどれだけ重要な事か、そしてそれをサポートしてくれるKaVoの道具の素晴らしさについて、話がありました。

最新ユニット 美しくて機能性も兼ね備えた、KaVoエステチカE50 素晴らしいです。

 
%E3%83%91%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%91%20034.JPG

かわいらしいモデルさんが、KaVoのユニットでくつろいでいます(笑)

術者と患者様の姿勢は美しくないといけません。

診療のためのパフォーマンスを学ぶためには、良い道具を用いて合理的で無駄のない、自然な動きを行うことが必要だとですと話がありました。

写真の後ろにKaVoの技工机がみえます。

カボの技工机はデザインがいいから診療室にいれてもとってもかっこいいですね^_^

 

 
%E3%83%91%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%91%20023.JPG

パフォーマンスロジックについて基本的なことを順序立てて話をしました

  • 臨床の第一歩はパフォーマンスを身につけること
  • 患者の迎え入れと椅子への誘導
  • 診療姿勢 術者の姿勢 患者の姿勢
  • 水平診療は一番危険が少ない
  • 水平位と座位の使い分け
  • 基本的な動きを身につける ミラーハンドピース
  • バキューム サクションの使い方を身につける
  • 診療終了の行動
  • 口をゆすぐのは最初と最後だけ

痛くなったら手を上げてくださいというのはやめないといけません。

常に眼腱反射をチェックしましょう。

そして、 支台歯形成の極意は風林火山という話もおもしろかったです^_^

◆風 切削する

◆林 落ち着いて   

◆火 思い切りよく

◆山 動かない

「1本削るのに3分で迷いなく削れ」

だそうです^_^;

KaVoのタービンではそれが可能です。

KaVoのタービンのスプレーシステムの優れたところについても力説していました。

歯牙の切削で、5~20秒の間に18度の温度上昇があった時、100%歯髄壊死することをご存知でしょうか?

常に歯牙を冷却することは非常に大切です。

注水量が1分間に15ccでは少なすぎます。

4方向から注水で1分間に50ccもできるのはKaVoのタービンだけです。

歯髄炎を起こさないように、最大限発揮できるタービンです。

1928年に世界ではじめて滅菌可能なハンドピースを発表、1909年ベルリンで設立以来、100年以上の歴史のある会社です。

患者様の歯を守るために積み重ねてきた歴史がやはり他のものとは違うと感じました。

 

%E3%83%91%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%91%20015.JPG

 

歯科医師人生、24歳から50年間を健康で充実した人生を過ごすためには、出発点である研修医の時に人間工学に基づいた診療姿勢を身につけることが最も重要だということがわかりました。

セミナー終了後、KaVoのショールームの内覧会が開催されました。

 

%E3%83%91%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%91%20035.JPG

カボエステチカE50

https://www.kavo.co.jp/products/equipment/unit/esteticae50/

を囲んで☆♪

 

%E3%83%91%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%91%20037.JPG

なぜか私も登場。

マークがきれいだったので・・・・・^_^;

%E3%83%91%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%91%20056.JPG

その後、KaVo社の招待で、カクテルパーティーが開催されました☆

%E3%83%91%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%91%20051.JPG

%E3%83%91%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%91%20044.JPG

%E3%83%91%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%91%20045.JPG

向かって左から坂野社長(KaVo社)、毛利社長 (田中歯科器械店)、小長井先生(稲葉先生親友)←今回ユニットを2台購入しました。

本当にたくさんの先生方と有意義な時間を過ごさせていただきました。

ご招待いただいた、KaVo社の方々にお礼を申し上げると共に、いつもIPSGを支えてくださっている田中歯科器械店にも感謝申し上げます(*^_^*)

 

 

カテゴリー
【IPSG包括歯科医療研究会】

「咬合治療の臨床」アドバンスコース開催

こんにちは。

IPSG事務局、稲葉由里子です☆

2011年11月20日、IPSGセミナールームにて「咬合治療の臨床」アドバンスコース が開催されました。

全国各地からたくさんの先生にお集まりいただき、本当にありがとうございました。

あっという間の一日でした。

すぐに臨床に活用できるヒントがたくさんあり、先生方には大変満足していただけた研修だったと思います。

アドバンスコースということもあり、かなりハイレベルな内容でした☆

 

%E5%92%AC%E5%90%88%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E8%87%A8%E5%BA%8A%EF%BC%88%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%EF%BC%89%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%91%20006.JPG

歯科医師として、本当に大切な事を学べたと思います。

最初に稲葉先生から

「私達歯科医師は、歯科医療を行うことによって全身の健康を守っていることを自覚しないといけません。

咬合の安定は健康維持に最も重要な要素であり、う蝕や歯周病の治療は咬合の安定のための一手段として行うものだということです。」

と話がありました。

%E5%92%AC%E5%90%88%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E8%87%A8%E5%BA%8A%EF%BC%88%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%EF%BC%89%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%91%20011-1.JPG

「今の歯科医療は、“木を見て森を見ず” 1本の歯ばかりみていて全体を大きくみていません。

山を見て森を見て、木をみることが咬合診断では大切。

C1,C2のカリエスなんて、たいした問題ではないんです。」

そんな稲葉先生も、若い時は削ったり、つめたり、被せたりということをいかにうまくやるかということばかり考えていたといいます。

でも、違うと気づいたそうです。

歯科医療をすることで全身を管理するという意識を持つことがとても重要だと感じました。

今、保険治療では咬合診断は全く外されてしまっています。

咬合診断は保険から全く外れてしまったのなら、私達はそこから離れないといけない。

患者様のためにも、その必要性を説明、理解していただく必要があります。

そして、保険でカバーされないのであれば、自費診療としていただけばよいのです。

と話がありました。


%E5%92%AC%E5%90%88%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E8%87%A8%E5%BA%8A%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%92%20006.JPG

「前歯のセラミック治療、みたところだけ、色や形にこだわりますが、実際大事なのは裏側です。

裏側が非常に大切です。

上顎前歯の口蓋側はとても大事なガイドをします(アンテリアガイダンス)」

前歯のセラミック治療の裏側が大事なんてなかなか言葉にでてこないです(@_@;)

Slidin centric、Pointin centricについてもわかりやすい図で説明がありました。

稲葉先生は今でもスチュワート先生の勉強会のテキストをいつも参考にしています。

ABCコンタクト、イコライザー、Slidin centric、Pointin centric、Widecentric、Longcentricなどの言葉はすべてチャールスEスチュアート先生が作った言葉だそうです。


%E5%92%AC%E5%90%88%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E8%87%A8%E5%BA%8A%EF%BC%88%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%EF%BC%89%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%91%20009.JPG

稲葉先生の学位論文「日本人の歯牙、歯列の3次元的形態」の細かいスライドははじめてみるものばかりでした。

「今まで内緒にしてたんだ。結局この論文は世に出なかったけど・・・」

と言ってました。
 
「日本人の歯牙、歯列の3次元的形態」で18もの論文を書いたそうです(@_@;)
 
しかも、今回のセミナーのスライドをすべて出席くださった先生方にはプレゼントしていました(*^_^*)

太っ腹です。

 

%E5%92%AC%E5%90%88%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E8%87%A8%E5%BA%8A%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%92%20012.JPG

最後に、先生方からも活発なご質問をいただきました。

ご参加いただいた先生方、本当にありがとうございました。

先生方からたくさんの感想をいただいたので、一部ご紹介いたします。

☆彡:・;.*:・。゜゜・:゜*:。゜.*。゜.o。・。゜。o.゜。・*。・゜.。☆彡

◆咬合面形態からポッセルフィギュアまでこれだけ解りやすく話せるのはまさに圧巻!!臨床に直結してます。

◆ここでしか聞けない素晴らしい内容でした。何度も聞きたいです。

◆稲葉先生のお話は「明日の治療」にスグ役に立つ。先生の目指す診療が私が目指す診療です。

◆何回も稲葉先生の講義を受講させて頂いていますが最初は難しいと思っていたことも回数を受けるにつれ少しずつ理解できるようになりました。後は今後この知識を100%臨床に活かせるように今後も引き続き学んでいきたいと思いました。有難うございました。とても楽しかったです。

◆講義のDVD帰ったら楽しみです。これかもDVDが頂ければ幸せかと思います。

◆貴重なスライドとCDR有難うございます。講義に集中出来、理解が進みました。しっかりした咬合治療を身につけ本当の歯科医療が出来るようになりたいです。今後の研修会も宜しくお願いいたします。次回学術大会楽しみにしております。今日は有難うございました。

◆咬合診断は実施していますが、説明(コンサル)への理解がより深まりました。上手く説明できると思います。

◆アドバンスコースは2回目の受講です。1回目は言葉が難しかったりして、理解できなかった事も臨床で振り返り2回目受講するとすごく良く分かりました。日常の臨床と少しずつ結びついてきて先生の言っている事が良く分かりました。

◆咬合の知識がさらに深めることが出来ました。いつも素晴らしい講義、ありがとうございます。

◆咬合面の形態についてそれほど深く考えたことがありませんでしたが、その形態の成り立つ理由を考えれば理解を深めることが出来ました。先生のジョークを交えた分かりやすい説明はデータと経験に基づいたものなので色々と拝聴させて頂き有難うございました。教えて頂いたことは1つでも多く臨床に取り入れていきたいと思います。

◆臨床のDVDを見ながら治療の解説を見てみたいです。

◆本日の復習からstartした内容は理解度が深まりましたが咬合調整については実際に模型などの調節がないと理解しにくいです。さらにもっともっと自分の能力を深めなければなりません。後半少し整理がつきました。有難うございました。

◆特に咬合面の8要素についての講義が素晴らしかったです。是非ワックスアップの実習をして下さい

◆歯の咬合面の成長の仕方等考えたこともなかったのですが、溝、隆線それぞれすべてに意味があるということがよくわかりました。神の作った絶妙な形態をもっとよく知り機能との関係に対する考えを深めたいと思いました。ありがとうございました。

☆彡:・;.*:・。゜゜・:゜*:。゜.*。゜.o。・。゜。o.゜。・*。・゜.。☆彡 

先生方の感想を読むのがいつも楽しみです☆♪

来月の学術大会でまたお逢いしましょう(*^_^*)

 

カテゴリー
【IPSG包括歯科医療研究会】

2011ipsg「咬合診断実習コース」開催されました

こんにちは。

IPSG事務局の稲葉由里子です。

2011年10月9,10日「咬合診断実習コース」開催されました☆

前回の「咬合治療の臨床」(基礎コース)を受講された方がほとんどでしたので、リラックスしたムードで、楽しい雰囲気で行われました^_^

2011%E5%92%AC%E5%90%88%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E8%87%A8%E5%BA%8A%20043.JPG

患者様は、IPSGのVIP会員である歯科医師の三浦満先生です☆

ということもあり、みんな遠慮がありません^_^

稲葉先生もちょっと三浦先生をいじめてみたり、みんなの緊張感もほぐしていました。

Dr.ダリル・ビーチのパフォーマンスロジックの要素を意識した実習で行われていました。

 
稲葉先生はダリル・ビーチから直接パフォーマンスロジック(診療姿勢)のコースを2週間受けています。
診療姿勢は、診療の作業効率を飛躍的に向上させます。
ゴルフなどのスポーツでもホームポジションが大切なのと同様、診療姿勢でも、このホームポジションがとても大切です。
 
浸潤麻酔に加え、下顎孔、オトガイ孔の伝達麻酔まで打たれていました^_^;

2011%E5%92%AC%E5%90%88%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E8%87%A8%E5%BA%8A%20019.JPG

まずは姿勢の観察です。

治療前の写真をとり、治療後と比べます。

今回、私が非常に勉強になったのは、筋触診です。

頸椎の7番目、腰椎の10番目の触り方、乳様突起の位置、僧帽筋や後頸筋群で痛みが現れる位置などを説明しながら患者様の触診を行うことで、信頼感が一層増す事かと思います(^^)/

 

舌癖がある人は腰椎の10番目に痛みがあることが多いです。

舌を支える筋肉がこの部分に付着しているからです。
 
乳様突起は首を支える大きな筋肉胸鎖乳突筋の付着部です。首を回す筋肉でもあるので、この部分に緊張があると、首を回すことがつらいです。
頭の重さは8キロもあります。それを支える頸椎の安定を作る事が大事です。

耳の穴に指を入れて、中心位、中心咬合位のズレを触診することも大切で、この時も常に左右差を意識するようにとのことです。

この、一つ一つのステップを確実に行うことが大切なのだと気づきがありました。

 

2011%E5%92%AC%E5%90%88%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E8%87%A8%E5%BA%8A%20066.JPG

そして、口腔内の筋触診。
頭蓋骨の模型を見ながら、内側翼突筋、外側翼突筋、顎二腹筋、オトガイ舌筋、などをイメージしながらその触診法を学びました。

この時、患者様の眼瞼反射をみることで、痛みの度合いを判断することができるので気を付けてみることが大切です。

頭を触診する際も左右の痛みを比べることが重要です。

2011%E5%92%AC%E5%90%88%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E8%87%A8%E5%BA%8A%20055.JPG

印象採得、中心位、中心咬合位、チェックバイトのとり方を詳しく説明。

一人一人に中心位の記録も体験していただきました☆♪ 

DSCF0019.JPG

IPSG副会長の岩田光司先生によるKaVo社ディグマ2による顎機能検査です。

ディグマ1は3Dによる顎の動きをデータに保存してから確認していたのが、ディグマ2はなんと、リアルタイムでみることができます。パソコンとディスプレイを直接つながるようになってます。

すごいです。

 

DSCF0037.JPG
miura.jpg

センサーの数も増えました。

電波を受ける数が増えて、前の方にセンサーがあったのが歯列にそわせてセンサーをつけたため、測定の効果が飛躍的にあがり、測定のスピードもあがったようです。

上顎の位置決めが眼窩下点、オルビタをとっていました。

私も毎日やらないと覚えられないかもしれません^_^;

今回、オーストリアシュラビチェックの元で活躍していた田嶋健先生もスタッフとして参加いただきました。


miura9.jpg

ディグマにより、顆路角のデータもとれるので、咬合器上で調整しました。

稲葉先生、しっかり原因をみつけました☆

 

miura8.jpg

左側方運動時の臼歯部の干渉です。

 

2011%E5%92%AC%E5%90%88%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E8%87%A8%E5%BA%8A%20038.JPG

そして咬合調整です☆

三浦先生の言葉だと、わずかになでるぐらいの切削量だそうです。

 

DSCF0122.JPG

そして、治療後のディグマ計測、最後には受講された先生すべてにEPAテストを体感していただきました。

ディグマ、みんな欲しくなっちゃいますね(^_-)

 

DSCF0116.JPG

田嶋先生のEPAさすが、シュラビチェック風です。手つきが違います(笑)

ディグマの治療前治療後のデータを比べてみましょう 

治療前です。

miura2.png

 
miura4.png

治療後です。

開口量も3センチも開いています。ポッセルトフィギュアをみてもわかりますね☆

左右側方運動時のバランスも変わっています。

miura3.png

miura5.png

他の運動をみても、限界運動の幅が広くなりました。

咬合調整の一瞬でこれだけの変化がありました!(^^)!

上が治療前下が治療前の写真です。

%E3%81%BF%E3%81%A1%E3%82%8B%EF%BC%92.jpg
%E3%81%BF%E3%81%A1%E3%82%8B.jpg
 

肩の左右の高さが治療前は違いました。

実習2日目、の治療後は左右の高さが同じになっていることがわかるかと思います。

三浦先生は治療後すぐに、首が痛みなく自由にまわせるようになった。

ディグマで最大開口するときに肩のうしろが張る感じがあったのがなくなったとおっしゃっていました。

三浦先生から後日いただいた感想をお伝えしたいと思います。

↓  ↓  ↓


 

治療の感想について

まず、咬み合せが一発で決まる!これにつきます。
毎回同じ所で、きちんと全ての歯が咬んでいると実感します。
その証拠に、咬み合せた時の音がコンッ!っと頭蓋骨全体に響き渡ります。
これ、気持ちいいんですよね。ちょっとした時間に試したくなって、口をパクパク、音がコンッ!コンッ!しているので、傍から見たら完全にオカシナ人ですね。
次に、やはり首周りの筋の緊張が解れたこと。これは治療終了直後から、張りが消えました。
また、立ち姿が右肩下がりだったのが、今朝姿見を見たら綺麗に揃ってました。
 
私自身が驚いたことは、稲葉先生の言う咬合調整は、本当にゴリゴリ削っているのではなくスッと溝を付けたり、サッと撫でるように削っているという事が解りました。いつも見せていただいてるのですがねぇ・・・
私が見た目通り繊細なので(笑)、凍みたり痛かったりに敏感で歯を削られるのが怖いのですが、全くそんな心配は必要ありませんでした。
 
以上、私が感じたことを簡単に書かせていただきました。
ありがとうございました。
 
今回は私自身にとって大変有意義な時間となり、治療していただいた稲葉先生に感謝するとともに、スタッフの皆さん、参加された受講生の先生方にもお礼の言葉を述べたいと思います。
本当にありがとうございました。
 

 
今回は患者様としてご協力いただき、ありがとうございました。
また、感想もいただき、重ねてお礼申し上げます<(_ _)>
 
私が一生懸命、様子をお伝えするよりも、参加された先生方の感想を読んでいただくのが一番です。

すばらしい感想の数々、ありがとうございました。

先生方の感想の一部をお伝えします☆♪

↓  ↓  ↓

*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:゜・:,。*:..。o○☆゜・:,。*:.. *:..。o○☆゜・:,。*:..。

 ◆とにかくすごい内容でした。沢山回り道してきたので、価値がとても分かるような気がします。自分のものとして使いこなせるようになるにはまだ時間がかかるかと思いますが、歯科医として最大の宝物になると思います。ありがとうございました。

◆内容も多肢にわたり(パフォーマンスロジック、伝麻法、ハンドピースの持ち方等とても有益な)もちろん咬合治療も完璧なセミナーでした。ありがとうございました。きちんとした診断ができると治療もでき、ちゃんと治るということがよくわかりました。

◆患者さんがドクターということもあって、実際に中心位をやらせてもらったり色んなことを聞けたので、ためになった。稲葉先生の中心位との比較もできて、自信につながりました。

◆先生直々にセントリックのとり方を教えて貰えてまた、咬合調整をいかに繊細なものかを直に見れて悶々としていた部分がかなり明確になりました。

◆確実な診断、おどろきました。咬合調整の量の少なさに感動しました。あれだけで治るのに今までは自分は削りすぎていたに気づきませんでした。

◆咬合調整によって即時に生体が、しかも劇的に変化するのを目の当たりにしてびっくりです。的確な診断が重要だと改めて認識しました。

◆咬合診断の精度を高めたいと思い、2回目の参加させていただきました。特に中心位の採得に疑問があったのでよく学べてよかったです。ディグマも今までの見学でとてもできそうになかったのですが、今回は臨床に取り入れたくなりました。

◆検査と診断の重要性をあらためて知りました。

◆咬合診断の正しい出発点を学べてとても有意義でした。明日からの診療に生かしたいです。咬合器を使うのが楽しみです。患者さんが目の前でよくなったのには感動でした。今日はありがとうございました。

◆口腔のみならず、体全体にとって、咬合がいかに大事であるかを痛感しました。同時にしっかりとした咬合診断を行い、調整することができれば症状が一瞬で改善するというような素晴らしいことができることがわかり、より一層精進しようと思えました。咬合のコースはもっとじっくり集中的にやるものをぜひひらいてほしいです。

◆今回の咬合診断に実習を受けて、前までのおさらいや新しく知ったことがあり、いろいろと勉強になりました。咬合理論をきちんと学んだ上で、他の治療を行っていく事がとても大切であると一層心に思いました。この診断が自分のものにできるように、今できることからやっていきたいと思います。これからも学んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。とても楽しく勉強になりました。ありがとうございました。

*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:゜・:,。*:..。o○☆゜・:,。*:.. *:..。o○☆゜・:,。*:..。

2日間にわたり、ご参加いただいた先生方、本当にありがとうございました☆

 

 

カテゴリー
【IPSG包括歯科医療研究会】

咬合治療の臨床(基礎コース)

IPSG事務局、稲葉由里子です。

咬合治療の臨床(基礎コース)2011年9月18日に開催されました☆

残暑厳しい中、23名の先生方にご参加いただきました。

会場が狭かったため、残念ながら参加できなかった方もたくさんいらっしゃったため、次回は会場を変更します<(_ _)>

何度も聞いたことがあると思っていた話が、とても新鮮で、新しい気づきがたくさんありました。

 

%E5%92%AC%E5%90%88%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E8%87%A8%E5%BA%8A%EF%BC%88%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%892011%20016.JPG

たくさんの咬合器についての説明がありました。

咬合器マニアにはたまらないですね☆(最近あまり聞かないですね^_^;) )

両顆頭と、下顎の前歯の切歯点を結んだ三角をボンウィルの三角(10センチ)といいますが、最低でもこの大きさの咬合器でないといけません。

ねこや犬の模型の診断をするような小さな咬合器ではなんの意味もないです。

ボンウィルの三角と咬合平面(曲面)とのなす角はバルクウィル角(平均26度)ですね☆

 

%E5%92%AC%E5%90%88%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E8%87%A8%E5%BA%8A%EF%BC%88%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%892011%20025.JPG

 

咬合の高さは歯科医師が決めないといけません。

短冊型の咬合紙でカチカチかませて患者様に高さを聞くようだったらダメです。

高い所をガンガン削って患者様は何て答えるかというと、

「あたらないからいいです」

この状態が咬合を崩壊させてしまうのです。

「あたらないかみ合わせ」はどんなことになってしまうかというと、

関節が浮いて、顆頭が下方に下がってしまうのです。

顎関節を常に意識するることが大切です☆♪

という話がありました。

%E5%92%AC%E5%90%88%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E8%87%A8%E5%BA%8A%EF%BC%88%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%892011%20017.JPG

先生方、とても真剣でした。

◆フェイスボートランスファーの重要性について

①.頭蓋の3基準平面に対し歯列の位置を決める

②体のアライメントに対し正中矢状面の決定

③体のアライメントに対し直行する面の決定

④全頭面から歯列の位置の決定

⑤ヒンジアキシスからの歯列の位置の決定

フェイスボートランスファーをしている時はほとんどの患者様は目をつぶっています。

この状態だと何をされているのかわからないので、まず、目を開いてもらい、鏡をみていただくことが大切だと思います。

「頭の位置に対して、顎の位置を正確に記録するための器械で、とても重要なことですよ」

と説明するといいかと思います。

 

%E5%92%AC%E5%90%88%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E8%87%A8%E5%BA%8A%EF%BC%88%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%892011%20019.JPG

稲葉先生はこの3人、ラウリツェン、チャールスEスチュアート、ピーターKトーマス、の巨匠から直接一次情報を得ています。直接セミナーを受けました。

中でも、ピーターKトーマスの葉巻を口に加え、ウィスキーを飲みながらワックスコーンテクニックのセミナーを開いていたそうです。

こんなこと、日本では絶対ないですね^_^;

「ナソロジー、Gnathologyは咬合学そのもの。一度は勉強しないといけない。 ナソロジーが古いと思っている人は勉強したことがない人だ」

と話がありました。

今回のセミナーを聞いて本当にそう思いました。
 
1865年にGysiが生まれ、たくさんの巨匠たちが今の歯科咬合学を作り上げてきました。

それを勉強しないのならば、あまりにももったいないことだと感じました。

 
◆A.   Gysiの業績について

1865年にスイス92歳の生涯でした。この時代にこんな素晴らしい方がいらっしゃったことに驚くばかりです。

Simplexの咬合器を開発(1916年)をしたことで知られています。

たくさんの業績を残しましたが、主にこの4つです。

①ゴシックアーチという言葉を作りました。

②顆路測定装置を作りその重要性を強調しました。

③矢状切歯路角が下顎運動との協調に必要であることを述べました。

Anatofoem人工歯を開発しました。

この時すでに、Gysiは、咬合面でゴシックアーチを描いていました。 

 

%E5%92%AC%E5%90%88%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E8%87%A8%E5%BA%8A%EF%BC%88%E5%9F%BA%E7%A4%8E%EF%BC%892011%20026.JPG

稲葉先生の弟子の田嶋健先生が7年間オーストリアに留学し、昨年帰国しました。

オーストリアンナソロジーのシュラビチェックの右腕として、活躍し、つい先日もヨーロッパで講師を務めてきたばかりです。

シークエンシャルオクルージョンについても話がありました。

このあたりは、田嶋先生からもぜひお聞きしたいですね☆♪

そして、歯科医師なら絶対覚えておかなければいけないことです。

簡単なので、ぜひ覚えてくださいね(^^)/ 

%E5%92%AC%E5%90%88%EF%BC%91.jpg

 

%E5%92%AC%E5%90%88%EF%BC%92.jpg

上下の噛み合わせの基本(大事☆♪)

『下顎は上顎同名歯の近心に噛みこむ。例外は下顎の頬側遠心咬頭は上顎の中心窩にはいる。』

『上顎の咬頭は下顎の遠心窩に噛みこむ。例外は上顎67の近心舌側咬頭は下顎の中心窩にはいる。上顎45はシャープなので遠心窩』

これだけ覚えておけば、かなりすごいです。

これも難しければ、とりあえず、『下顎は上顎同名歯の近心に噛みこむ』 を覚えてから例外を覚えるといいかと思います。

上顎の4,5は一番高いところなので、下顎の歯間部に入ると隙間をあけてしまうので注意です。遠心窩で噛ませましょう。

そして、稲葉先生の将棋の駒理論についても勉強しました。

盛りだくさんで本当に充実したセミナーだったと思います。

参加いただいた先生方の感想です☆

◆咬合の重要性を再認識できたので大変よかった。より一層知識をたくわえようという思いが湧いてきました。そしてそれをしっかり臨床に生かしていきたいです。

◆大変素晴らしい内容でした。今後も来ますのでよろしくお願いいたします。

◆歴史的、基本的なことがわかりました。テコの原理のたとえがよく理解できました。次回の実習が楽しみです。

◆咬合と全身の関係などもっと勉強していきたいと思いました。口の中のことだけ考えていれば良いというものでないことを知りました。ラビリントレーナーは子供の舌癖をなおすのにもとてもよいのではないかと思いました。MFTをやったりしていますが、かなり患者さんに負担になり続かなかったりしています。ラビリントレーナーは楽しみながらできそうです。

◆フェイスボーの重要性を理解しました。

◆正しい咬合の機能分析ができなければならないと思いました。次回の咬合診断実習コースが楽しみです。よろしくお願いします。ラビリントレーナーの動画感動しました。今日はありがとうございました。

◆咬合と全身の関係の重要性がよく理解できました。

◆咬合器に付着して咬合診断することの大切さがわかりました。

◆今、私は臨床研修医ですが、歯科医療の基本は咬合でこれが一番大切であると思えたのは何度もこの勉強会に参加させていただいた結果だと思います。これから先、様々な治療法を学んでいきたいと思いますが、この勉強会等で学んだ咬合理論を基盤にして勉強していきたいと思います。楽しい講義ありがとうございました。感謝いたします。

◆2回目の参加になりますが、1回目の参加のあと、岡部さんの人工歯配列実習に参加したり、いろいろと勉強し、実践しましたが、今日の講義でさらに理解がすすみました。ありがとうございました。

◆いろいろな話を聞けて大変勉強になりました。具体的な手法を実際に見てみたいと思います。眠っている咬合器を活用し、咬合診断できるようになりたいと思います。

 

参加いただいた先生方、本当にありがとうございました。

次回の咬合診断実習コースもどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

カテゴリー
【IPSG包括歯科医療研究会】

「石原明先生+稲葉繁先生コラボセミナー」開催されました

「石原明先生+稲葉繁先生コラボセミナー」開催されました☆

~患者様に喜ばれ、最善の医療を提供できるコミュニケーション能力とは~

東京八重洲ホールにて60名の先生方にご参加いただき、会場は一杯で大盛況に開催されました。

最初、石原先生と稲葉先生、あまり接点がないように思いましたが、本当に絶妙なコラボでした!(^^)!

私自身、話に入り込みすぎて、ついつい記録するパソコンの手が止まってしまったほどです。 

 

%E7%9F%B3%E5%8E%9F%E5%85%88%E7%94%9F%2B%E7%A8%B2%E8%91%89%E5%85%88%E7%94%9F%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%20066.JPG

石原明先生は歯科専門というわけではなく、業種を問わずにコンサルをされているちょっと変わったコンサルタントです!(^^)!

https://www.ishihara-akira.com/← 石原先生のサイトです。

以前、私は石原先生の高収益トップ3%倶楽部で、コミュニケーション能力についてのお話しを聞きました。

自分にあてはめてみたら患者様との関係が驚くほどスムーズになり、本当に楽しく仕事をすることができるようになりました。

ぜひ、コミュニケーション能力についてのお話しをIPSGでお話しいただきたいなと思ったのが今回のセミナー開催のきっかけです。

石原先生は私がこんなこと話してくれたらな。と思っていたことを本当にすべて話してくださいました。

特にお話しする内容を打ち合わせしたわけではなかったので、とってもびっくりしました。

 

%E7%9F%B3%E5%8E%9F%E5%85%88%E7%94%9F%2B%E7%A8%B2%E8%91%89%E5%85%88%E7%94%9F%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%20003.JPG

稲葉先生は、私たち歯科医師の将来のあり方を明確にし、意識改革をするような内容でした。

飛行機は滑走路が長ければ長いほど遠くに飛ぶことができる。

私たち歯科医師は離陸まで、しっかりと勉強と経験を積み、高く飛び上れるようにしないといけない。

と話がありました。

石原先生の成功曲線にそっくりです^_^

IPSGに入会して20年になる会員の先生が、稲葉先生の講演に対し、こんな素敵なコメントをいただきました。

「以前も聞いたことがある大切な話でしたが、その時の医院の経営状況や家族の年齢や健康状態で、こころに響くツボはかわるんだということをはじめて認識しました。

開業直後の頃は、離陸の話が大きく聞こえてましたし、今になると歯科医としてこれからどう生きるかみたいなところが大きく聞こえ新鮮でした。」

 

052.JPG

自費診療と言っても、きちんとした診査診断をしないとただのパーツ交換のようになってしまう。

自動車も左右のタイヤがバランスがとれているから、高速道路を走ることができます。

口の中も一緒です。

バランスがとれていないと、機能できません。

と、自費診療はタイヤ交換だけではだめですよ。と話がありました。

 

048.JPG

症例の中で、たくさんの30年経過症例をみることができました。

その中でも、きれいな娘さんの治療の30年後をみたのですが、変わらず、素敵な女性だったことに感動しました。

そして、口の中は30年前に治療したテレスコープシステムがしっかり機能していました。

「できるだけ早く質の良い治療をして、その30年後、40年後をみれるようにしてほしい」

と稲葉先生は訴えていました。

本当に素晴らしい内容でした。


%E7%9F%B3%E5%8E%9F%E5%85%88%E7%94%9F%2B%E7%A8%B2%E8%91%89%E5%85%88%E7%94%9F%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%20070-1.JPG
 

石原先生は医院経営としての、院長のあり方についてお話しをいただきました。

リーダーは引っ張るのではなく支えるというお話しを聞き、気持ちが楽になった先生方もたくさんいらっしゃったのではないでしょうか?

楽しく働きやすい環境を作るためには、まわりのスタッフに気を使えるかどうかがカギというお話しがありました。

引っ張るのではなく支えることで、スタッフも楽しく仕事ができると思います

 

%E7%9F%B3%E5%8E%9F%E5%85%88%E7%94%9F%2B%E7%A8%B2%E8%91%89%E5%85%88%E7%94%9F%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%20043.JPG
 

コンサルタントの医院経営はワンパターンなものが多く、常々疑問に思っていた会員の先生から、感想をいただきました。

「石原先生のお話しは、医院規模や院長の性格ですべきことは変わります。とそのパターンを明確に分けて説明をしてくださったので、安心して聞くことができました」

そういわれてみれば、みんな一緒のパターンにすることのほうが、実は先生方にとっては窮屈だったかもしれません。

このように明確に示してくださると、自分たちがどうすべきかがわかり、安心しますね^_^

 

%E7%9F%B3%E5%8E%9F%E5%85%88%E7%94%9F%2B%E7%A8%B2%E8%91%89%E5%85%88%E7%94%9F%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%20052.JPG
 
これだけ、真剣な眼差し、ほかのセミナーではないと思います。
 

%E7%9F%B3%E5%8E%9F%E5%85%88%E7%94%9F%2B%E7%A8%B2%E8%91%89%E5%85%88%E7%94%9F%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%20083.JPG

セミナー終了後の質疑応答も、大変盛り上がりました。

こちらは、次期IPSG会長の飯塚能成先生。

スタッフから預かった、石原先生への質問の紙を握りしめてアドバイスをいただいていました。

飯塚先生、スタッフからもとても慕われているのですね。

 

%E7%9F%B3%E5%8E%9F%E5%85%88%E7%94%9F%2B%E7%A8%B2%E8%91%89%E5%85%88%E7%94%9F%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%20088.JPG

その後の懇親会もとっても楽しかったです☆♪

%E7%9F%B3%E5%8E%9F%E5%85%88%E7%94%9F%2B%E7%A8%B2%E8%91%89%E5%85%88%E7%94%9F%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%20094.JPG

 今回、IPSGの会員の先生方に加え鷲沢直也先生の歯科IT研究会の先生方にもたくさんご参加いただきました。本当にありがとうございました。

懇親会にもご参加いただきました。

とても素晴らしい先生方です。

%E7%9F%B3%E5%8E%9F%E5%85%88%E7%94%9F%2B%E7%A8%B2%E8%91%89%E5%85%88%E7%94%9F%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%20096.JPG

今回、数々のTV番組に出演されているマジシャンGO君のマジックショーも開かれました☆♪

マジシャンGO君も実は石原明先生がコンサルをしていて、みんなが応援しているとってもハンサムなマジシャンです(*^^)v

マジックの腕は超一流☆

みんなが、GO君のマジックに引き込まれました。

%E7%9F%B3%E5%8E%9F%E5%85%88%E7%94%9F%2B%E7%A8%B2%E8%91%89%E5%85%88%E7%94%9F%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%20121.JPG

またしても飯塚先生登場。

とても息が合ってる二人でした!(^^)!

%E7%9F%B3%E5%8E%9F%E5%85%88%E7%94%9F%2B%E7%A8%B2%E8%91%89%E5%85%88%E7%94%9F%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%20126.JPG

カードを自由自在に操れるGO君です^_^

%E7%9F%B3%E5%8E%9F%E5%85%88%E7%94%9F%2B%E7%A8%B2%E8%91%89%E5%85%88%E7%94%9F%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%20107.JPG

マジックは人と人を仲良くさせる不思議な魔力があります。

マジシャンGO君についてもこんな感想をいただきました。

「懇親会のマジシャンGO君。僕の手のひらで、百円玉が五円玉に変わったマジック( ̄◇ ̄;)はビビった!」

その後2次会へ。

楽しかったですね☆♪


今回参加いただいた先生方からのアンケートをご紹介いたします。

◆「リーダーの役割とは、組織を牽引していくこと。」

だとばかり思っていましたが、石原先生からまったく別の視点があることを教えていただき、たいへん勉強になりました。
また稲葉先生の講演では、患者様に最善の治療を行うためには、まず自分が歯科医として最善の生き方が出来るようになることが必要だということに気づかされました。明日からは、羊じゃなくて鷹になって大空をめざします!
 
◆IPSGには10年余りお世話になっていますが、今回のような企画は初めてでしたので、大変楽しみにしていましたし、終わってみればあっという間の4時間でした。
稲葉先生の話は閉塞感漂う歯科業界に身をおくものとして勇気をもらった人も多くいたのではないでしょうか。
「歯科業務」は摂食・嚥下・咀嚼・呼吸・会話機能を担っているのであり、う蝕、歯周治療は補助手段にすぎないという言葉に自分の歯科医として進むべき道を再考させられた思いでした。
 
後半の石原先生には、今後生き残っていく歯科医院として4タイプの話があり自分の目指す歯科医院の方向性を示唆していただきました。またライバルがいなけれ
ば技術だけで生きていけるが、いれば技術プラスコミュニケーション能力が必要という話や、リーダーシップとは「人を活躍させる力」だという話は自分の認識
とは大きく違っており、頭をハンマーでたたかれた思いでした。
 
そし
てGOさんのマジックを身近で見ながらの懇親会では新顔の先生や石原先生ともお話しをさせていただく貴重な時間であったことに感謝をするとともに、今回の
企画を 立案・成功させてくださった事務局の先生方にもお礼を述べ感想とさせていただきます。ありがとうございました。
 
◆稲葉教授と石原先生のコラボセミナーで、人生が変わった先生がたくさんおられたのではないでしょうか。
セミナーが終わると、なぜかとてもわくわくした気持ちになって、今まで心の中にあった不安が一気に吹き飛んでしまったようにも感じました。
 
私たち歯科医師が堂々と最善の歯科医療を自費診療で行うことが、これからの日本では大切であることを再確認しました。
 
◆稲葉先生と石原先生の話をお聞きして、なお一層私が今学ぼうとしていることはすばらしく、これからの社会でとても必要とされる技術であると確信いたしました。
 
稲葉先生の技術を患者さんにさせていただく上で、石原先生おっしゃっていたコミュニケーション力の大切さを知りました。そして、技術的なこと、コミュニケーション力をきちんと学び、今後多くの患者さんの健康の維持に役立てればと思いました。

 

◆非常に勉強になりました。石原先生のお話しは何度か伺っているのですが、稲葉先生の哲学、理念を初めてお聞きし、感銘を受けました。IPSGに入会させていただければと思います。

 

◆自由診療の役割の大きさ、大変よく理解できました。良い治療に情報を伝えることを、これからより一層心がけていきます。

 

◆石原先生の眼力にはまたまた敬服してます。私の歯科医院は地域制覇型中規模医院に入ります。いや、入りかけたところです。石原先生の発信されるメールマガジンやPodcast,Top3%倶楽部の勉強会で情報や知識を吸収し、総合歯科診療所として「上の上」を目指していきたいと思いました。

稲葉先生の言われる「適切な」歯科医療をアピールしていくためのコミュニケーション能力をつけていきたいと思います。

 

◆歯科の将来、今後の方向性、コミュニケーションの取り方等大変参考になりました。セミナーは楽しむ聴講できるのが一番だと思いますので、とても楽しい時間を過ごすことができ感謝しています。IPSGはとてもよい方にサポートしていただいているなと思いました。

◆今までに医療に関するセミナーは多数受講したことはあるけれど今回、石原先生のような一般の方には勿論の事、さらにはコンサルタントのコンサルタント。経営のプロ中のプロのお話しを間近に聞くことが出来tて大変勉強になりました。そこでなんとなく解ったことは・・・・

  1. 患者さんに利益のあることは、ちゃんとお伝えしてから、じっくりやる。
  2. そこには、演技や演出が効果的な場合もある。
  3. で、お金を頂くべきところはちゃんと、それなりのチャージをする。
  4. リーダーシップとは「人が活躍しやすい環境を作る力」を意味する。
  5. 人に物事を説明するには3つのステップがあり、それを聞いてもらうために一工夫必要な時がある。

とまだまだ、僕には難易度が高い課題が多いが、これらをクリアすると確実に先に進めるという希望の持てる有意義な話であったと思います。

 

◆このような機会に参加出来て本当によかったです。日本の保険医療の歴史を知ることで、歯科医師として今後どう生きて行くかあらためて考えました。また職場や患者さんとのコミュニケーションの取り方を見直すいいきっかけになりました。今日学んだことをすぐに実践したいと思います。今日はありがとうございました。

◆とても勉強になりました。石原先生がIPSGをどのようにのばしたいかわかりました。IPSGの研修会としては、武器である咬合診断、欠損対応、顎関節症等々があります。石原先生がおっしゃるアプローチ⇒プレゼンテーション⇒クロージングの流れが重要かと思います。会としては、少数精鋭で教育していくことが重要だと思いました。

 

 

カテゴリー
【IPSG包括歯科医療研究会】

「総義歯ライブ実習コース」開催されました☆

2011年7月16,17,18日 「総義歯ライブ実習コース」開催されました。

このコースは 3日間で、患者様の問診、スタディーモデルの印象からセットまでライブで先生方に学んでいただくコースです。

2011%E7%B7%8F%E7%BE%A9%E6%AD%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E5%AE%9F%E7%BF%92%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%20017.JPG

今回の患者様は2か月ほど前、稲葉歯科医院に相談に見えた方で、

「顎関節症で総義歯」

でインターネットで検索して、探したそうです。

いろんなところで入れ歯を作ったけれどもうまくいかず、本当に困っていらっしゃいました。

2011%E7%B7%8F%E7%BE%A9%E6%AD%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E5%AE%9F%E7%BF%92%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%20029.JPG

このライブ実習のために2か月待っていただけないかとお願いしたのですが、待ちきれず、他の歯科医院でまた総義歯を作りました。

やはり、その総義歯もうまくいかず、今回の実習コースで製作するということになりました。

総義歯専門の歯科医院へ行っても顎関節症があるということで、断られてしまったそうです。

現在は、食事の時だけ義歯をはめて他はいつも外していて常にマスクをされています。

従来の印象法は、上下の型を別々にとっていましたが稲葉先生の上下顎同時印象は上下を一塊として印象を採り、咬合器で二つに割ります。

最終印象を上下顎同時印象し、フェイスボートランスファー、咬合採得、ゴシックアーチをすべて一緒にできるこのシステムは、世界で一つです。

シンプルで完成されたシステムをぜひ全国の先生方に学んでいただきたいと思います。

1日目は問診、スタディーモデルの印象、咬合採得、模型作りです。

2日目は上下顎同時印象、咬合採得、ゴシックアーチ、配列、試適

3日目は重合、セット、最終日はセットした義歯で患者様とお昼ごはんを食べます。

スタディーモデルの印象はAccu Ttay ( Ivoclar社)を使い、バッカルシェルフ、サブリンガルルームの印象をしっかりとります。

スタディーモデルの時点で、フェイスボーをし、上下の位置の記録をとっておきます。

006.JPG

スタディーモデルの印象です。

印象は、スタディーモデルであっても、翼突口蓋縫線が伸びてしまうので口は必ず閉じて印象します。

007.JPG

ii.JPG

これが、上下顎同時印象用SIトレーです。

咬合高径は上唇小帯から下唇小帯まで、3,8センチから4センチに合わせればほとんど決まります。

これをやればほとんど咬合採得に時間はいりません。

バイトとゴシックアーチとフェイスボートランスファー、そして印象までとれるという 素晴らしいトレーです。

009.JPG

患者様にSIトレーを試適し、印象をとる前にゴシックアーチの描記をします。

013.JPG

ゴシックアーチの後、いよいよ、上下顎同時印象です。ガンタイプのシリコン印象材を注入し、口腔内すべての情報をとります。

このシステムは、嚥下をすることができます。

嚥下により、患者様が食事をして飲み込む状態の印象がとれるということです。

 
014.JPG

 フェイスボートランスファーです。

 

iii.JPG
iiii.JPG

 咬合器に再現したところです。

後ろからみて翼突口蓋縫線がつながっているのかを確認するだけでも顎位の確認になります。

ハーミュラーノッチの印象は辺縁封鎖するため、絶対にとらなければいけないポイントです。

 

2011%20%E7%B7%8F%E7%BE%A9%E6%AD%AF%E5%8D%B0%E8%B1%A1%20005.JPG
2011%20%E7%B7%8F%E7%BE%A9%E6%AD%AF%E5%8D%B0%E8%B1%A1%20008.JPG

 上下顎同時印象による、模型です。

2011%20%E7%B7%8F%E7%BE%A9%E6%AD%AF%E5%8D%B0%E8%B1%A1%20009.JPG
2011%20%E7%B7%8F%E7%BE%A9%E6%AD%AF%E5%8D%B0%E8%B1%A1%20010.JPG

旧義歯と比較しても、こんなに大きさが違うのがわかります。

旧義歯の状態では、まったく辺縁封鎖がとれていません。

2011%E7%B7%8F%E7%BE%A9%E6%AD%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E5%AE%9F%E7%BF%92%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%20033.JPG
2011%E7%B7%8F%E7%BE%A9%E6%AD%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E5%AE%9F%E7%BF%92%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%20038.JPG

技工はIPSG技工インストラクターの、岡部宏昭先生です。

岡部先生は、Dr.Schleichの総義歯コースのインストラクター、阿部晴彦先生の元技工インストラクターで、その腕は世界一といってもいいと思います。

今回も稲葉先生と岡部先生のコラボは最強でした☆

稲葉先生の総義歯は人工歯が誘導し顎関節を守るというコンセプトです。

誘導方法も一般のフルバランスドオクルージョンとは少し異なり、側方運動では作業側は4,5の誘導と平行側では6,7番のスタンプカスプの内斜面同士で誘導します。

前方運動での誘導は、下顎の6番の近心頬側咬頭外斜面と上顎の5番の遠心頬側咬頭内斜面がガイドするようになっています。

 

 

004.JPG

患者様への試適です。試適はすべて配列した状態で、表情、発音、バイトのチェックをします。

娘さんが一緒にいらしていただいたので、表情をみていただきました。

「歯があったころの母の顔です。」

とうれしそうにおっしゃっていただきました。

口角も上がり、しわもなくなり若々しくなりました。

この時点で、家族の方にみていただくのはとても大切なことです。

家族の方がヘンだと言われることが、実は一番の問題となります。

iiiiii.JPG

試適の段階で、すごい吸着でした。ワックスの状態ですが、代表して福永先生に触っていただきましたが、本当にびっくりされていました!!(@_@)

上顎はまだポストダムを掘っていないのでそこまでの吸着はありませんでしたが、完成した時点で今回参加いただいた先生方すべてに確かめてもらいます。

それにしても、稲葉先生の自信はすごいと思いました。

何も迷いのない臨床にみんなシビれてしまいました(*^^)v

さて、重合はイボカップシステムです。

001.JPG

この写真はイボカップシステムから取り出したところ。

ホヤホヤです。 

歯科医師であっても、総義歯の重合法の違いが理解できていない方が多いです。

フラスコでグツグツと煮る方法とは、まったく違います。

従来の総義歯の重合法は、グツグツ煮る方法では、重合収縮の補正ができません。

レジンは熱をかけると重合収縮します。

収縮した分、変形や気泡ができてしまいます。透明感もありません。

そのため、長く使っていると、その気泡の中に汚れがつき、臭いも入りやすくなります。

細かい気泡は義歯を破折させる原因ともなります。

イボカップシステムでは重合収縮を常にレジンを6気圧で押し込んで重合するため、気泡が入りません。

そのため、薄くても固く、変形もしません。

透明感もあります。

 

qqqq.JPG

岡部先生の技工作業、鮮やかです。
そして、完成した義歯がこちらです!!

ww.JPG

イボカップシステムの重合でこんなに透けるほど口蓋が薄いです。

 人工歯はIVOCLAR のビボデント、オーソシット、天然歯のような高い審美性と硬さを兼ね備えています。

素晴らしいですね☆♪

www.JPG
wwww.JPG

患者様へのセットはみんなが注目です。

026.JPG

試適の時、すでに吸着していた義歯は、本当に外れません。

セット後、すべての先生にその吸着を確かめていただきました。

045.JPG

そして、セット後、患者様と一緒にお弁当を食べました。

稲葉先生は食べにくい物をたくさんすすめていましたが、おしんこ、こんにゃく、肉を前歯でしっかり噛み切っていました。

お嬢様には

「お母さん、目が大きくなった」

とおっしゃっていただき、笑顔もとても素敵でした。

びっくりしたのは、お弁当、わりと量があったのですが、すべて召し上がっていただきました☆♪

入れ歯になってからお肉を前歯で噛み切るということができなかったそうですが、これからはなんでも美味しく召し上がっていただけると思います。

とても喜んでいただき、今回受講した先生方も一緒に喜んでいただけました!!

そして、今回、顎関節症ということで、来院されましたが、実は顎関節症ではありませんでした。

痛みがあるのは顎のまわりの筋肉の部分で、今まで合っていない義歯を入れていたために口腔周囲筋に負担がかかっていたと思われます。

口も大きく開けられますし、診断時のドップラーでもクリック音や雑音のようなものは聞き取れませんでした。

この新しい義歯を入れていただくことで、痛みも消えていくと思います☆♪

 

今回のセミナー、とても充実して素晴らしい結果でしたが、先生方からもこんな感想を いただきました!!

ご参加いただき、本当にありがとうございました☆

 

☆彡:・;.*:・。゜゜・:゜*:。゜.*。゜.o。・。゜。o.゜。・*。・゜.。☆彡

◆インプラントをすてて正しかったと思いました。すばらしい総義歯です。

◆ 大学では勉強できなかった知識・技術が非常に多く学べました。今までの義歯の臨床は多くが間違っていたことに驚きました。今後も、是非、稲葉教授の勉強会に参加させていただきたいです。

◆まず最初に驚いたのは予備印象のあまりの精密さでした。辺縁がとてもきれいにとれていました。そして上下顎同時印象。これは何もかもが私にとっては新しいもので、言葉がなかなかでてきませんでした。普段見れないラボワークをみれたことと質問一つ一つに手稲にに答えてもらってとてもわかりやすく楽しかったです。様々な勉強が一度にできてとてもよかったです。できれば一年に一度だけでなく、もう少し回数を増やしてほしいです。

◆大学で習ったものとは随分違うのに驚きました。チェアーサイドだけでなくラボサイドも見学できたのでよかったです。実際に患者様を触らせていただいて、下顎の吸着もそうですが、無理なくフルバランスで側方運動できるのに感動しました。補綴は解剖学なんだなと思いました。

◆初めて総義歯のセミナーに参加しました。内容の濃い充実したセミナーでした。今後総義歯にも積極的に取り組んでいきたいと思います。

◆全てに基準があるので、稲葉先生がやっても私がやっても同じ結果を生み出すことは難しいけど、明日からの日常臨床で基準に従えば今日勉強した事が生かせるのですごいです。(例えば印象時のトレーの傾き、マウントの仕方、排列など、学生の頃は何となく並べてきれいならよいとか明確な基準がありませんでした。)

◆今の歯科治療に対して今回勉強会に参加したことで、今までの治療ではダメだという事がわかりました。義歯の調整はまず咬合から。一番最初が大切なので、自分の印象をもっと努力していこうと思います。歯科衛生士として何ができるかもっと勉強していきたいです。

◆何度かセミナーを受講していますが、実際に見ると聞くとでは全然違いました。知識も大切ですが、一気に理解が深まったように感じます。これを機に、実践で取り組みたいと思います。

◆稲葉先生の総義歯には数多くの咬合理論が含まれていて今後学んでいく上でとても大切であると思いました。もちろん出来上がった義歯は最高でした。多くを学ばせていただきありがとうございました。

◆上下顎同時印象のすばらしさに感動しました。フルバランスの咬合を患者さんの口の中を触らせてもらって体感できて、すごく安定しているのがわかりました。

◆DVDで見るだけでは不明な点もよくわかりました。

◆上下顎の吸着のすごさにびっくりしました。感動しました。ぜひトライしてみたいです。今日はありがとうございます。

 

カテゴリー
【IPSG包括歯科医療研究会】

「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーセミナー」開催されました

2011年7月3日「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーセミナー」が開催されました。

義援金について、全額、被災した震災孤児に届くようにします。

被災して一番心のケアが必要なのは、震災で親を亡くした子供たちだと思います。
 
本当は、IPSGの被災した先生に送らせていただこうと思っていたのですが、先生方は自力で立ち直っています。

そして、これから、いままで以上に発展していくでしょう。

このような苦境を体験した先生方のパワーはすごいと思います。


先日開催された「日本顎咬合学会学術大会」で、稲葉先生は「予防補綴に最適なテレスコープシステム」について講演をしましたが、すべての方が顎咬合学会の会員ではないので、会員ではない先生にも聞いていただけるようにこのテーマを3時間に掘り下げて、詳しくお伝えしました。
 
ご賛同いただいた先生方で、当日会場にいらっしゃれなかった方のためにUstreamで、インターネット動画配信もしました。
 

 

%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%20003.JPG

チャリティーセミナー、IPSGの会員で被災した石巻、仙台の先生もご賛同いただきました。

自分たちは大丈夫だから、子供たちのために役立ててほしいとのことです。

本当に頭が下がる思いです。

%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%20011.JPG

セミナー終了後、同会場にて懇親会も開催されました☆♪

稲葉先生、この日のためにビールサーバーもレンタル。

勉強の後の生ビールは格別ですね!!

ご賛同いただいた先生方、本当にありがとうございました。

義援金については後日、ご報告させていただきます!

カテゴリー
【IPSG包括歯科医療研究会】

「上下顎同時印象による究極の総義歯」開催されました。

6月26日「上下顎同時印象法による究極の総義歯」~インプラントができない患者さんはお手上げですか?~開催されました。

全国各地、北は北海道から南は佐賀県まで、48名の先生方にお集まりいただきました。

参加いただいた先生方、本当にありがとうございました。

2011%E7%B7%8F%E7%BE%A9%E6%AD%AF%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E3%81%A8%E8%87%A8%E5%BA%8A%20024.JPG
2011%E7%B7%8F%E7%BE%A9%E6%AD%AF%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E3%81%A8%E8%87%A8%E5%BA%8A%20027.JPG

稲葉繁が最終印象を上下顎同時印象するシステムを開発するの大きなきっかけとなったのはDr.shleichです。

Dr.shleichが引退する際、彼の資料をすべて稲葉先生に託しました。

日本における総義歯の大家といわれる方々は少なからずDr.shleichの影響を受けています。

たとえば村岡博先生、稲葉先生も仲良くさせていただいた方ですが、晩年はサブリンガルルームを舌棚と称し、義歯の安定に重要だと主張していました。

今回は上下顎同時印象法の歴史をたどることにより、新しい発見がたくさんありました。

オリジナルを勉強することはとても大切です。

オリジナルを知っていれば新しい技術に惑わされなくなります。

新しい技術のように発表されたことは、実はすでに、何十年も前に行われていることだったりします。

今回勉強した数々のスライドは決して色あせていませんでした。

%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%92.jpg

このスライドは稲葉先生が Dr.shleichに提供したものです。

日本の木床義歯、蜜蝋で上下顎同時印象したもので、起源は実は日本にあったというものです。

%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%92%EF%BC%91%EF%BC%92.jpg

この写真はDr.Schleichが日本に来日したときの実習風景です☆

なんだか、まわりは女性ばっかり・・・・・(笑)

Dr.Hans Schleichの業績はどのようなものだったのでしょうか?

ヨーロッパの多くの学者の業績をまとめあげ、Ivoclarのデンチャーシステムを完成させました。

Prof.Boettgerの開発したナソマート咬合器、Prof.marxkorsの印象トレー、ゴシックアーチトレーサー、Gnatho meterはProf.Kleinrok、人工歯OrthositはDr.Strack、そして重合方法Ivocap Systemは Dr.Schleichのオリジナルです。

 

%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%92%EF%BC%94.jpg

Strackによる総義歯理論についても講義がありましたDr.Reiner Strackはチュービンゲン大学出身です。稲葉先生もチュービンゲン大学に2年間留学していたので、当時ケルバー教授からStrackについてよく聞いていたといいます。

1949年Strackは義歯の安定に対し、それまでのギージーによる歯槽頂間線法則を否定し、口腔囲筋による安定を求めました。

歯列に対し、口腔周囲筋・唇・舌の力の均衡が取れるところ、即ち、もと歯が有ったところ(ニュートラルゾーン)に歯を並べると共に、頬筋・唇・舌により義歯を安定さえる方法を開発し、さらに顎機能に調和した人工歯を開発し、特許を取得しました。

現在使われているオルソシットがそれです。

最初は陶器で有名なフュッチェンロイター社の陶器でしたが、30年前からリヒテンシュタインのIvoclar社のイソシットを使用したコンポジットの人工歯となりました。

人工歯が誘導し顎関節を守るというコンセプトです。

誘導方法も一般のフルバランスドオクルージョンとは少し異なり、側方運動では作業側は4,5の誘導と平行側では6,7番のスタンプカスプの内斜面同士で誘導します。

前方運動での誘導は、下顎の6番の近心頬側咬頭外斜面と上顎の5番の遠心頬側咬頭内斜面がガイドするようになっています。

スタディーモデルの印象はIvoclar からでているAccu-dentがおすすめです。

サブリンガルルーム、バッカルシェルフの印象が驚くぐらいきれいにとれます。

https://www.ivoclarvivadent.us/en-us/all-products/products/impression-materials/bite-registration/accu-dent

印象は、スタディーモデルであっても、翼突口蓋縫線が伸びてしまうので口は必ず閉じて印象します。

後ろからみて翼突口蓋縫線がつながっているのかを確認するだけでも顎位の確認になります。

ハーミュラーノッチの印象は辺縁封鎖するため、絶対にとらなければいけないポイントです。

そして、咬合高径は上唇小帯から下唇小帯まで、3,8センチから4センチに合わせればほとんど決まります。

これをやればほとんど咬合採得に時間はいりません。

義歯の印象面は精密にとる必要はない。粘膜面までしわしわにとると出来上がったもの義歯が大変不潔になります。

最終印象はレギュラータイプの印象材で出来上がりはピカピカになるほうがいいです。

と、たくさんのポイントをお伝えしました。

 

 

2011%E7%B7%8F%E7%BE%A9%E6%AD%AF%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E3%81%A8%E8%87%A8%E5%BA%8A%20039.JPG

 

咬合高径はウィリス法をシュライヒ先生は使っていましたが、稲葉先生はそれにダビンチの比例法も取り入れています。

 

%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%92%EF%BC%92.jpg
keisoku.jpg

発音のチェックも非常に大切です。

さ、た、ら は口蓋皺癖の音ですが、具体的にDr.Schleichはこのようなスライドをセミナーに用いていました。とてもわかりやすいですね☆

 

%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%92%EF%BC%97.jpg
%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%92%EF%BC%98.jpg

 左はタ行、ナ行。右はラ行。

hatuonn.jpg

 左はキ、右はヒの発音時に使われるところです。

これを参考に、患者様の発音をよく聞き、義歯の調整をするといいでしょう。

 
015.JPG

最後に岩田先生の実際の臨床について講義があり、とても参考になりました。

今回のセミナーの模様、写真を、Dr.Schleichにお伝えする予定です。

この写真は今年の正月に送っていただいた家族の写真です。

本当に素晴らしい業績を残されたDr.Schleich、日本が大好きなので、ぜひ、また講義を聞きたいですね!

issho.jpg

今回ご参加いただいた先生方から感想をいただいているので、一部ご紹介いたします。

◆コンプリートデンチャーの歴史を学ぶことで知識の整理になった。正しい情報を正しく学ぶことが重要ですネ!!

◆稲葉先生のユーモアが冴えわたり、非常に楽しく受講させていただきました。総義歯にも取り組みたい興味がわきました。ライブが楽しみです。

◆「古きを尋ね」大変興味深く面白く拝聴しました。我々もこの歴史の流れの末端で末永く勉強してゆけるよう集中していきたいと思います。現在の大学教育の内容がもっと臨床に合ったものとなるよう先生の更なるご努力を期待しております。

◆印象のとり方から配列、咬合調整まで大変興味深い内容でした。今後の治療に役立てられるように努力していきたいと思います。

◆義歯について重要となるポイントを知ることができました。

◆昨年度の上下顎同時印象法による総義歯の実習ライブを稲葉歯科医院で受講させて頂いてから少しづつでもありますが、臨床に取り入れて日々診療をしております。これからも何卒宜しくお願いたします。

◆究極の総義歯システムが優れている理由が良くわかり大変勉強になりました。今日はありがとうございまいした。

◆とても面白かったです。実習コースにも参加してみたいと思いました。また開催されるようであれば参加させていただきたいです。

◆初めて参加したものですが、とても分かり易く勉強ができて、ありがとうございました。

◆毎回参加させていただいておりますが、今回初めて見ることが多く、また今日も大変楽しく参加することができました。少しずつではありますが、できるように楽しんで頑張っていこうと思います。感謝いたします。ありがとうございました。

◆国家試験には正しいことでも、実際の臨床においては間違っていることが多かった。稲葉先生が作っているような総義歯が作れるようになりたいと思った。毎回モチベーションがあがるとても貴重な講演を聞けて幸せです。ありがとうございました。

◆かなりハイレベルなFDの製作法で、使いこなせれば間違いなくstepup したFDが作れそうです。

◆大変勉強になりました。7月のライブデモのセミナー楽しみにしております。

 *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。*:.. 

参加いただいた先生方も、本当に勉強熱心で、充実したセミナーが開催され、うれしく思いました。

012.JPG

稲葉先生のダジャレに受けている先生方の様子。
会場も和やかな雰囲気でした☆♪本当にありがとうございました!!

カテゴリー
【IPSG包括歯科医療研究会】

「予防補綴に最適なテレスコープシステム」

顎咬合学会学術大会のテーブルクリニックで「予防補綴に最適なテレスコープシステム」発表のご報告です☆

%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%91%20002.JPG

%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%91%20004.JPG

日本ではコーヌスクローネしか知られていませんが、ドイツではたくさんのテレスコープシステムがあるのをまだ知られていません。

今の若い人たちは予防が進んでいるので、問題はありませんが、団塊の世代は今、口の中が非常に悪くなってしまっています。

インプラント主流の歯科界ですが、今、日本ではテレスコープシステムが求められることが確実になってきていると思います。

リーゲルテレスコープは着脱に力がかからないので支台歯に負担がありません。

粘膜負担義歯のテレスコープシステム、レジリエンツテレスコープもほとんど知られていませんが、最後総義歯になるまで快適に過ごすことができます。

30年症例をもっている先生は本当に少ないと思いますが、稲葉先生はたくさんの症例をもっています。

しかも、ほとんどが一度もリベースなしです。

「口の中が金属の墓場となっている患者様をよくみかけますが、私たちは保険だからと言ってあきらめるわけにはいかない」

と訴えていました。 そして、

「咬合が崩壊し、ある一定の状態になったら全面介入する必要がある」

と予防補綴を推奨しました。

 

%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%91%20015.JPG

テーブルクリニック発表終了後も熱心な先生方からの質問に稲葉先生答えていました。

ご参加いただいた先生方、本当にありがとうございました!!

カテゴリー
【IPSG包括歯科医療研究会】

「日常診療におけるカボ社咬合診断システムの応用」

2011年6月12日 第29回顎咬合学会学術大会のKaVo社主催のランチョンセミナーで稲葉繁先生の講演が開催されました。

講演内容は「日常診療におけるカボ社咬合診断システムの応用」です。

230名の先生方にお集まりいただきました。

%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%91%20025.JPG

gaku3%20002.JPG

KaVo社のPROTAR evo 7 咬合器、フェイスボー、ARCUSdigma2下顎運動測定器、を用いた咬合診断システムについて講演をしました。


https://www.kavo.jp/←KaVo社のホームページです☆

先日開催された「顎関節症ライブ実習コース」の模様をフルハイビジョンの動画を用いて診断の流れを動画で発表、百聞は一見に如かず、目の前で患者様の治療を見ているようでした。

 
稲葉先生、この日のためにフルハイビジョン対応PCも購入しました(笑) 


%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%91%20042.JPG

患者様は顎関節症で開口量が1,9センチ、クローズドロックの状態で6年間過ごしてきました。

まず、口を開けないと咬合診断ができないので、マニュピュレーションにより4センチまで開けたところもライブで流しました。

その後、KaVo社の診断システムを使った咬合診断です。

PROTAR evo 7 咬合器の強調すべき特徴は

◆セントリックラッチの強固性

◆正確な咬合器の互換性

0点がしっかりできているので、咬合器を何個も持つ必要がありません。複数の咬合器ではなく、模型の移動だけで済みます。

そして、確実なセントリックの確認ができます。(マウンティングプレートの磁石を外すことで確認できるのが特徴です)

◆豊富なアクセサリー

◆操作性の良さ

などが挙げられます。

 

%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%91%20056.JPG

上顎模型を PROTAR evo 7に再現するツールとして、KaVoのフェイスボートランスファー。

フェイスボートランスファーはすべての補綴物に必須のアイテムです。

しかも、ものすごく簡単。

フェイスボートランスファーなしで全顎の補綴物を製作することへのリスクについて説明しました。

KaVoのフェイスボー再現性が非常に高く、しかもシンプルです。

患者様の口の中はすべてが平均値ではありません。

 

gaku3%20010.JPG

そして、咬合調整前と調整後のDigma2を用いて比較をしました。

結果のすべてがこの画像で証明されています。

開口量1,9センチの時の回転運動のみの状態から、最終的には4,4センチまで開いて関節結節を関節円板にのって動いている顎運動の状態を比較し、治療前と治療後のDigmaの結果はまるで別人のようでした。

顎関節の状態がすぐに3Dで確認できるこのDigma2、素晴らしいです。

KaVoの診断システムはシンプルで正確、しかもデザイン性も高いです。

今後、ドイツ、ヨーロッパだけではなく、日本でもこのシステムが広がると確信しています。

KaVo Dental systems Japan、IPSGのスタッフの皆様のご協力があって今回の発表は大盛況でした。

本当にありがとうございました☆♪

 

%E9%A1%8E%E5%92%AC%E5%90%88%E5%AD%A6%E4%BC%9A%20017.JPG
%E9%A1%8E%E5%92%AC%E5%90%88%E5%AD%A6%E4%BC%9A%20020.JPG

KaVoのブースもとても賑わっていました!!