IPSG包括歯科医療研究会発信|顎関節症、テレスコープシステムの専門家が歯科医療の現場と実際を綴るブログ:ドイツ式入れ歯リーゲルテレスコープをはじめて日本に紹介した稲葉歯科医院がお届けする、使用感・審美性ともに優れた本当の入れ歯とは?そして歯の治療にまつわるあれこれなど。

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2010年06月20日

「総義歯の基礎と臨床」セミナー開催されました。

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「総義歯の基礎と臨床」セミナー開催されました(^▽^*)

 「総義歯の基礎と臨床」セミナー、20名の先生方に参加していただきました(^▽^*)

今回、香川県から出席してくださった先生などもい らっしゃいました!

すでに、総義歯のDVDをみて予習して、「ストレスフリーの歯科医院づくり」「予防補綴」を読んで下さったと聞き、す ばらしいと思いました。

たくさんの先生方のご参加ありがとうございました。

保険の入れ歯の重合方法とイボカップシステムとの違いは?

という質問に対してtwitterでのつぶやき、まとめてみました。

患者さんから保険と保険外の入れ歯の材料の違いに聞かれたら、ぜひこのような感じで回答してくださいね(^▽^*)

↓ ↓  ↓

保険の入れ歯の重合方法は、昔私たちが学生の時、フラスコをぐつぐつ煮ましたよね。

今もその方法がほとんど だそうです。あの方法、実はレジンに気泡が入ります。
気泡が入っているとどういうことになるか・・・
割れてしまいます。

なぜ入れ歯が割れるのか?

口の中の熱の変化でレジンは膨張したり収縮したりします。気泡も熱により小さくなったり大きくなったりします。そ れを繰り返すと入れ歯は割れてしまいます。更にレジンの厚みがでる。変色する。臭い汚れを吸収します。

イボカップシステムによる重合方法 は、重合中に常に収縮を補正できる方法です。常に圧力をかけます。なのでレジンに気泡が入りません。前はPVPMという方法もありましたが残念ながら今は ありません。

そのため、薄く透明度がありながら、強度もあり、割れません。臭いや汚れの吸収も保険のものに比べるとほとんどありません。 薄いのに強いのです。
製作方法も全く違うので、もちろん保険ではできない、手間と材料です。

やはり、床の形をよく覚えて、辺縁封鎖が大事です!

ゴシックアーチは歯列で。印象材はシリコンでと りますが、流れの悪いシリコン、レギュラータイプがおすす め。パテではありません。総義歯の印象は粘膜の細かいシワまでとることはないからです。

咬合採得、ゴシックアーチ、フェイスボートランスファー、印象採得を一度でとります。その後、kavo咬合器にトランスファーします。 その後、頬、舌のコアを作ります。なのでカンは必要ありません。

今回も学生さんの参加があったので、稲葉先生いっぱい質問しました。

「咬合平面ってなんだかわかる?」

 「・・・」☜学生

「下顎の切歯点と7番の遠心咬頭 を結んだ面ですよ」


twitterでも、歯科医の先生からたくさんの反応がありました。

投稿者 shige : 12:56 | コメント (0) | トラックバック

2010年06月12日

顎咬合学会

6月12,13日 顎咬合学会が開催されました(^▽^*)

 

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IPSG名誉会長の大石尭史先生、同じく名誉会員の田嶋紀一郎先生ご夫妻、田嶋健先生ご夫妻、私、稲葉先生です。(あっ日鞠もいました。)

イボクラーのブースの前です。

田嶋健先生、オーストリア、ウィーン大学に7年間留学して最近帰国しました。(有名なスラビチェック先生のもとで、彼の右腕となって、ヨーロッパ中の歯科医に講師として指導していました!)

岩田先生同様、稲葉先生が学生時代から育ててきた弟子です。

やっと帰ってきて、浦島太郎状態のようです。

IPSGでも田嶋先生のオーストリアの報告講演会企画しますので、楽しみにしていてくださいね。(健先生よろしく)

 

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IPSG副会長の飯塚能成先生のポスター発表の前でパチリ。

同じく副会長の大石暢彦先生も登場。

 

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飯塚先生のこの症例は大変すばらしいです。

後日詳しくご報告いたします!

日曜日は子供がいたためどうしても参加できずに残念でしたが、友人が稲葉先生が我が息子のように一生懸命ビデオ撮影していて、声さえかけられない雰囲気だったと聞いています(笑)

きっと大成功だったと思います(^▽^*)

 

投稿者 shige : 18:03 | コメント (0) | トラックバック

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