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「総義歯の基礎と臨床」セミナー開催されました。
「総義歯の基礎と臨床」セミナー開催されました(^▽^*)
「総義歯の基礎と臨床」セミナー、20名の先生方に参加していただきました(^▽^*)
今回、香川県から出席してくださった先生などもい
らっしゃいました!
すでに、総義歯のDVDをみて予習して、「ストレスフリーの歯科医院づくり」「予防補綴」を読んで下さったと聞き、す
ばらしいと思いました。
たくさんの先生方のご参加ありがとうございました。
保険の入れ歯の重合方法とイボカップシステムとの違いは?
という質問に対してtwitterでのつぶやき、まとめてみました。
患者さんから保険と保険外の入れ歯の材料の違いに聞かれたら、ぜひこのような感じで回答してくださいね(^▽^*)
↓
↓ ↓
保険の入れ歯の重合方法は、昔私たちが学生の時、フラスコをぐつぐつ煮ましたよね。
今もその方法がほとんど
だそうです。あの方法、実はレジンに気泡が入ります。
気泡が入っているとどういうことになるか・・・
割れてしまいます。
なぜ入れ歯が割れるのか?
口の中の熱の変化でレジンは膨張したり収縮したりします。気泡も熱により小さくなったり大きくなったりします。そ
れを繰り返すと入れ歯は割れてしまいます。更にレジンの厚みがでる。変色する。臭い汚れを吸収します。
イボカップシステムによる重合方法
は、重合中に常に収縮を補正できる方法です。常に圧力をかけます。なのでレジンに気泡が入りません。前はPVPMという方法もありましたが残念ながら今は
ありません。
そのため、薄く透明度がありながら、強度もあり、割れません。臭いや汚れの吸収も保険のものに比べるとほとんどありません。
薄いのに強いのです。
製作方法も全く違うので、もちろん保険ではできない、手間と材料です。
やはり、床の形をよく覚えて、辺縁封鎖が大事です!
ゴシックアーチは歯列で。印象材はシリコンでと
りますが、流れの悪いシリコン、レギュラータイプがおすす
め。パテではありません。総義歯の印象は粘膜の細かいシワまでとることはないからです。
咬合採得、ゴシックアーチ、フェイスボートランスファー、印象採得を一度でとります。その後、kavo咬合器にトランスファーします。
その後、頬、舌のコアを作ります。なのでカンは必要ありません。
今回も学生さんの参加があったので、稲葉先生いっぱい質問しました。
「咬合平面ってなんだかわかる?」
「・・・」☜学生
「下顎の切歯点と7番の遠心咬頭
を結んだ面ですよ」
twitterでも、歯科医の先生からたくさんの反応がありました。
投稿者 shige : 12:56 | コメント (0) | トラックバック
顎咬合学会
6月12,13日 顎咬合学会が開催されました(^▽^*)
IPSG名誉会長の大石尭史先生、同じく名誉会員の田嶋紀一郎先生ご夫妻、田嶋健先生ご夫妻、私、稲葉先生です。(あっ日鞠もいました。)
イボクラーのブースの前です。
田嶋健先生、オーストリア、ウィーン大学に7年間留学して最近帰国しました。(有名なスラビチェック先生のもとで、彼の右腕となって、ヨーロッパ中の歯科医に講師として指導していました!)
岩田先生同様、稲葉先生が学生時代から育ててきた弟子です。
やっと帰ってきて、浦島太郎状態のようです。
IPSGでも田嶋先生のオーストリアの報告講演会企画しますので、楽しみにしていてくださいね。(健先生よろしく)
IPSG副会長の飯塚能成先生のポスター発表の前でパチリ。
同じく副会長の大石暢彦先生も登場。
飯塚先生のこの症例は大変すばらしいです。
後日詳しくご報告いたします!
日曜日は子供がいたためどうしても参加できずに残念でしたが、友人が稲葉先生が我が息子のように一生懸命ビデオ撮影していて、声さえかけられない雰囲気だったと聞いています(笑)
きっと大成功だったと思います(^▽^*)