歯垢はどのような部分にたまりやすいのでしょうか。
お口の中は会話や歯がかみ合ったり、唇や舌、口の粘膜が歯に接触して、歯垢を落とそうとする自浄作用が働いています。
いくら自浄作用が働いているといっても限界があります。
毎日歯を磨いていても、どうしても歯垢がたまりやすいところが五つあります。
- 歯と歯肉の境目←歯頸部といいます。
- 奥歯の溝
- 前歯の裏側
- 隣り合った歯と歯の間
- 上あごの一番奥歯の裏側
この場所はむし歯になる確率が高い場所でもあります。
歯を磨くときこの場所を注意して磨くと、むし歯の予防になります。
このほか、むし歯などでよくかめない歯のまわり、歯が抜けてしまってかみあう相手のない歯や、片方でかむ癖のある場合はかまない方の歯に歯垢が目立ちます。
残念ながら一本でも歯を失った時には、必ず歯を補充しておくことが大切です。
これをほうっておいてなかなか歯科医院へ行こうとしない人がいます。
歯は鎖のように連なっているので、ひとつが欠けてもバランスがわるくなり、さまざまな弊害をおこします。
また、歯みがきをしていても、歯並びの悪い歯には歯垢が残りやすいです
どの部分に歯垢がのこりやすいか簡単に調べられる薬も市販されています。
最も一般的なのは、エリスロシンという食紅で人体に安全とされているものです。
錠剤と液が市販されています。
どの部分に施行が残りやすいのか自分なりに研究して歯垢を残さない歯磨きをこころがけたいですね!