1月17日、今年初めてのセミナーが開催されました。
「テレスコープシステムの臨床」です。
受講生、スタッフで総勢20名の参加でした。
参加してくださった先生方、ありがとうございました!
稲葉先生は顎関節症の勉強をするために当時の西ドイツに客員教授として留学をしましたが、たまたま留学した大学の教室の教授がリーゲルテレスコープ(ドイツで開発された部分入れ歯)の権威、ケルバー教授でした。
日本でも、当時コーヌスクローネ(入れ歯の種類)が知られていましたが、(そのレベルの違いに大変なカルチャーショックを受けたそうです。
稲葉先生は当時、日本歯科大学第二補綴科の助教授だったため、咬合については非常に詳しく、咬合器についての知識はドイツ人に負けなかったため、遠い異国から来た東洋人でも、教授としてみんなから認められ、尊敬されました。
(と後から聞きました。)
そのため、すぐにリーゲルテレスコープを教えてもらうことができ、実際にドイツ人の患者さんにたくさんの症例の治療を行いました。
その技術をしっかりと習得して帰国。
日本にはじめて紹介しました。
この技術を伝えることができるのは稲葉先生しかいません。
大変治療結果のよい入れ歯のため、今後この技術は日本中に広まっていくと思います。
IPSGの先生方は毎日の診療に加えて、お休みの日は、セミナーや勉強会などを受講されて患者様にベストな治療ができるように日々努力をされています。
みなさんとても真剣でした!