IPSG包括歯科医療研究会発信|顎関節症、テレスコープシステムの専門家が歯科医療の現場と実際を綴るブログ:ドイツ式入れ歯リーゲルテレスコープをはじめて日本に紹介した稲葉歯科医院がお届けする、使用感・審美性ともに優れた本当の入れ歯とは?そして歯の治療にまつわるあれこれなど。

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保険のクリーニングと保険外のクリーニングの違いについて

保険のクリーニングと保険外のクリーニングの違いについて

今まで歯の歯石とり、クリーニングで「もう少し丁寧にとってくれたらいいのに・・・・」とか「短い時間で何回も通うより長い時間でまとまって歯石をとってもらえたらな。」と感じたことがありませんか?

これはなぜかというと、日本の保険制度の決まりのためです。

歯の汚れを取ることは、保険では適応されていません。

予防にも適応されていません。

先進国、ヨーロッパの北欧諸国では予防に保険がきいて、治療には保険がきかないのとは反対に日本では治療に保険がきいて、予防にはきかないのです。

まず、患者さんが来院してレントゲンをとって歯周病と診断してから歯石をとることができます。

歯石も数回に分けてとらないと保険がきかないという決まりがあります。そのため十分時間がとれないなどの制限があります。

保険ではクリーニングというよりは、歯石をとる歯周病の治療のため、審美的なことや、予防などの処置は含まれていません。

それに比べて保険のきかない歯のクリーニングとは、時間の制約がないため、保険だと15分の施術時間が1時間かけてしっかり歯石をとることができます。それにより来院回数も、保険だと5,6回のところを、1回か2回ですみます。

また、気になる汚れや着色も保険だとおおざっぱにしかとれませんが、時間をかけてきれいにとることができます。

歯の汚れ、着色が気になって毎月クリーニングをしたくても、保険だと前回からの治療より3か月またないと保険がきかないなど、さまざまな制約があります。

保険外の歯のクリーニングは当医院では1時間¥10500となっています が、保険で計算してもだいたい¥5000から¥8000程度かかり、しかも何度も来院しなくてはいけないため、総合的に考えると、保険外のクリーニング は、ゆっくりリラックスしながら時間の節約にもなるといえるでしょう。

2010年02月19日 | コメント (0) | トラックバック (0)

ホワイトニングについて

ホワイトニングについて

歯を白くする方法には、大きく分けて二つの方法があります。

  • 自分の歯を、より白くする方法
  • セラミックやラミネートベニアなどで被せて白くする方法

自分の歯を、より白くする方法の中にも2種類方法があって、1つは歯の表面についた歯垢、タバコのヤニ、コーヒーや紅茶などによって付着した着色を、歯科医院で機械的に取り除く方法です。(歯のクリーニング

超音波のスケーラーで全体的に歯垢を取った後に、3種類の研磨ペーストを使って一本一本丁寧にカップで磨きます。

 当医院では3か月に一度このような歯のクリーニングをお勧めしていますが、たばこを吸う方、コーヒーをよく飲む方で着色のつきやすい方に関しては毎月希望される方もいらっしゃいます。

最初の予約は1時間のお約束で(¥10500)歯のクリーニング、その方に合ったブラッシング指導、予防指導をしています。

毎日の歯磨きだけではどうしても取れない歯の沈着を落として、歯、本来の天然の白さを取り戻す方法なので、すべての年代の方におすすめの方法です。

 また、正しいブラッシング方法によって歯肉もひきしまり、虫歯や歯周病の予防にもなり、口臭に対してもとても効果があります。

汚れが強い方に関しては、エアーフロー(ドイツ、カボ社プロフィーフレックス3を使用して簡単に取り除くことができます

 

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  もうひとつ、自分の歯を白くする方法として、当医院では自宅でできるホームホワイトニングをおすすめしています。

最初の来院時にお口の中の模型をとり、その方専用のホワイトニングトレーを作ります。

そのトレーの中にホワイトニング剤を注入して使用します。

1日2時間から4時間の使用を毎日使用して1週間ぐらいから効果がでてきます。

もとの色より1段階白くすることで天然の歯の輝きをさらに美しく見せることができます。

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  ホワイトニング剤をいれすぎるとトレーからあふれて歯肉が変色したり、痛みをともなったりする原因になるので、医師の指示による正しい使用方法を守るようにしてください。

 

セラミックやラミネートを被せて白くする方法、について効果的な歯は、 

 

  1. 神経の治療がしてある歯(弱く、折れやすいため)
  2. 過去に治療物(金属やプラスチックのつめものなど)が入っている歯
  3. 歯並びが悪い歯(歯と歯の隙間をうめたり、歯並びを整える目的でセラミックにする場合もあります)
  4. 歯の厚みが薄い方
  5. 歯の色が均等ではなくまだらな方

などです。

過去の治療物の色はホワイトニングの薬剤では、白くすることができません。

白くなるのはご自分の歯だけなので、着色したプラスチックの詰め物などはそのままの状態で残ってしまいます。そのような場合、一層エナメル質を削って、セラミックをかぶせるととても綺麗になります。

神経のある歯にたいしてはラミネートべニアもお勧めしています。

歯の表面だけエナメル質を 削って、貝殻のようなセラミックを接着させる方法なのですが、天然歯の輝きを失わないで、一段階白くすることができます。

白くすることがホワイトニングと思われがちですが、歯と歯の隙間を埋めたり、笑った時の歯ぐきと歯の見えるバランスをととのえたり、ということ全体がそろってきれいな口元になるので、歯科医師に希望を十分、相談してください。

その方に適した治療内容をご提案致します。

使用する金属も、体に安全なものを使用するため、金属アレルギーを引き起こす可能性も極めて低いです。(当医院で使用している金属はスイス、METALOR社のAurofluid3、VGnathos Plusです)

2010年02月19日 | コメント (0) | トラックバック (0)

ホワイトニングセミナー

先日、北原信也先生のホワイトニングセミナーへ行ってきました。

ホワイトニングのメカニズム、手法についてとてもわかりやすく説明がありました。

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いままで稲葉歯科医院ではホームホワイトニングだけでしか対応していなかったのですが、ホワイトニングのニーズもこの数年増えてきたためオフィスホワイトニングも導入しました。

ホワイトニングでは日本で一番有名な北原先生に、以前から研修をうけたいと希望していたので、実現できてとてもうれしかったです。

ビヨンドシステムはアメリカで開発された可視光線照射器によるホワイトニング技術です。

紫外線と違って安全でほとんど発熱がないため、歯にダメージが少なく効果的なホワイトニングが行えます。

(以前はレーザー光線による漂白というのがありましたが、「歯髄炎」、神経にダメージを与えるため、すでにアメリカでは禁止されているそうです。)

美白剤の主要成分は過酸化水素で、十数年以上安全なものとして使用されています。

治療時間は一時間弱。アメリカではすでに100万人以上の患者さんがこの技術で歯のホワイトニングをしています。

今回の実習で実際に研修を受けにきた先生がホワイトニングのモデルになり、勉強させていただきましたが、患者さんにとってストレスを感じることがなく、そのまま寝てしまいそうな感じでした。

ホワイトニングは加齢による歯の黄ばみにも優れた効果があります。歯のアンチエイジングで、お顔全体が若返ると思います。

すでに何人かの患者さんから予約がはいっています。

わたしも患者さんの素敵な笑顔をつくるお手伝いができることを楽しみにしています!!

 

2010年02月19日 | コメント (0) | トラックバック (0)

ジルコニアセラミック

ジルコニアセラミックについて

虫歯の治療で、かぶせ物の治療が必要になった方。お口の中を白くきれいになおしたい方。古い金属をかぶせた歯を取り換えたい方。金属アレルギーが気になる方にお勧めです。

ジルコニアは金属より固く、天然ダイヤに次ぐモース硬度があります。

ヨーロッパやアメリカではジルコニアの治療が主流になっていますが、日本では最近認可されたばかりです。セラミック治療では最先端の一番良い治療方法とされています。

光の透過性が高いため、歯に天然歯と同じような透明感を出すことができます。

金属よりも硬いにもかかわらず、 重さは3分の1、金属を使わないため生体にも安全でアレルギーの心配もありません。

 

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 先日も前歯の治療にジルコニアセラミックを被せたところ、天然歯と見分けがつかないと患者さんにとても喜ばれました!

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2010年02月19日 | コメント (0) | トラックバック (0)

マイスター大畠

昨日、日本で唯一、「マイスター称号」をもつ大畠一成先生にお会いすることができました。

わたしが学生時代、Dental-Laborというドイツの歯科技工雑誌が大好きで当時、父の医局に行ってはゴソゴソと眺めていました。(当時の切り抜き) ↓ ↓ ↓

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そして、項目ごとにファイルをして大事にしていたのですが、その中に大畑先生がマイスターの資格を取った記事がのっていて、

「すごいなー!いつか会ってみたい。」

とずっと憧れていました。

ドイツのマイスターとは、国家資格で一生に3回しか受けることのできない厳しい試験を合格して、その仕事技術のトップとして、開業をすることができる「マイスター称号」を持っている人のことをいいます。

先生の経歴はDental Labor GROSSのHPを見ていただくとわかると思いますが、15年間、ヨーロッパ中で仕事をされていたという、ものすごい経歴です。

先日、思い切って先生にメールをしてみました。

(「ゆりちゃん、チャレンジャーだね。」と友人に言われました)

すると、すぐにメールの返信がきて、

「ぜひ、ラボに遊びにきてください」

と丁寧なお返事をいただくことができ、昨日会うことができました!

かなり緊張して訪れたのですが、お話するうちにすごく気さくな方だということがわかりました。

少しだけ、お邪魔するはずが、

「ビールでも飲んで行きませんか?」

と誘っていただき、先生と打ち解けてお話ができることがうれしく思い、ついビール一杯のつもりが、

「じゃあ、白ワインください!」

「もう一杯!」

とついつい調子に乗ってしまいました(笑)

初めて歯科についてお話をするのに、その方向性、将来に対する考えは一緒ですばらしい先生でした。

12月に父の主催するIPSG研究会の学術発表で、突然の依頼にもかかわらず、

「いいですよ。」

ということで、先生のお話も伺えることになりました。

また、ラボのスタッフの方々も、丁寧に案内をしていただき、わたしは目からウロコ状態。

こんなラボが日本にもあるんだな。と感激してしまいました!

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当日、けんちゃん、日鞠の保護者会に出席、ありがとう。

わたしも、渋谷からタクシーで急いでお迎えにかけつけました。

が、・・・・お迎え、お酒くさかったかな?

そんなワクワクした一日でした!

2010年02月19日 | コメント (0) | トラックバック (0)

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