IPSG包括歯科医療研究会発信|顎関節症、テレスコープシステムの専門家が歯科医療の現場と実際を綴るブログ:ドイツ式入れ歯リーゲルテレスコープをはじめて日本に紹介した稲葉歯科医院がお届けする、使用感・審美性ともに優れた本当の入れ歯とは?そして歯の治療にまつわるあれこれなど。

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定期的に歯のクリーニングをしましょう。

歯の健康を維持し、できるだけ長く自分の歯を残すためには、予防が必要です。

毎日の歯ブラシをすることはもちろん大切ですが、定期的に歯科医院で歯をクリーニングすることをおすすめします。

歯科医師、歯科衛生士による歯のクリーニングは超音波スケーラーという特殊な器具を使って汚れを除去します。

特に歯垢に唾液中のカルシウムが付着してできる歯石は、歯ブラシなどの通常のお手入れでは落とすことができません。

特に異常がなくても定期的に、歯科医師、歯科衛生士にみてもらい、クリーニングを受けることが、むし歯や歯槽膿漏になるのを予防し、歯に対する関心も高まり、口の中に注意をはらうようになります。

これが結果として歯の健康によい影響をもたらします。

逆に歯科医師の健診をうけたことがない人は、重大な異常にも気づくことが遅れ、歯周病(歯槽膿漏)になったとき、すでに手遅れ、といった危険性が高くなってしまいます。

かむ機能をいつまでも!

これまでお伝えしてきたように、歯を失うということは、たくさんの重要な役割を果たせなくなるということです。

また、従来考えられていたように、歯を失うのは老化現象ではなく、予防をすることによって一生自分の歯で食べることが可能です。

できるだけ若い年齢から、正しいケアを実行していけば「80歳で20本」という目標もけっして実現不可能な高い目標ではないことを知っていただきたいと思います。

ご自分でできる歯の予防方法は

①歯ブラシ

②デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯と歯の間の汚れを取り除くこと。

③お口の洗浄液で口をゆすぐこと。

ですが、これを日々こころがけて習慣にしたいですね。

知らず知らずのうちにしのびよる歯周病、さまざまな症状をひきおこす歯の成人病を予防し、自分の歯で噛む快適さ、健康を失わないようにしたいです。

2010年02月01日

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